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画像ツール初級約6分で読めます

画像を歪ませずにリサイズする方法

画像を台無しにする典型的な方法は、その形に合わない幅と高さを入力することです。ここではそれが起こりません。そして「なぜ起こらないのか」を理解すると、このツールの動作のほとんどが分かります。

入力する数値は「目標」ではなく「上限」

幅だけを指定すれば、高さは画像自身の比率から決まります。これがふつうの使い方であり、まず選ぶべき方法です。「横1200ピクセルにして」というのがほとんどの場合の本音で、残りはツールが計算します。

幅と高さの両方を指定すると、画像はその枠を埋めるように引き伸ばされるのではなく、枠の中に収まるように縮小されます。1600×1200の写真に800×800を指定すると、返ってくるのは800×600です。正方形の中に収まりますが、正方形にはなりません。ここで顔がつぶれたりロゴが伸びたりしないのはそのためで、縦横比を捨てる設定そのものが存在しません。

上限であるため、すでに小さい辺はそのまま残ります。1920ピクセルの上限で一括処理すれば、大きい写真だけが縮小され、小さい写真は手を触れられずに通過します。複数のカメラから集めた束を扱うときに、まさに望ましい挙動です。

拡大はしません。それは仕様です

画像より大きな上限を指定すると、その上限は無視されます。400ピクセルのロゴに4000ピクセルを指定しても、返ってくるのは400ピクセルのままです。それで失われるものはありません。得られるものが最初からなかったからです。拡大は記録されていない細部を取り戻せず、既存の画素の「あいだ」を推測できるだけで、同じ絵の大きくて甘い版ができるだけです。

これがいちばん重要なのは、それが目に見えないときです。黙って拡大する道具は「成功しました」と報告し、4倍の大きさのファイルを返し、印刷したページでロゴがぼやけていることをあなたに発見させます。何もしなかったように見えても、拒否するほうが誠実な挙動です。

本当に大きな画像が必要なら、答えは上流にあります。元の写真、デザインファイル、カメラからもう一度書き出してください。細部がまだ存在する場所からしか、それは得られません。

幅の決め方は「どこで見られるか」から

既定値は幅1920ピクセルで、これは惰性ではなく選んだ値です。フルHDは多くの写真が実際に表示される幅であり、最近のスマートフォンやカメラの出力に対しては確実な削減になります。それらは表示する画面より3〜4倍広い画像を平気で作るからです。

ウェブサイト向けなら、有効な数値は「その画像が描画される最大幅」を高精細ディスプレイ用に2倍した値です。600ピクセル幅の段組みに入る画像なら約1200ピクセルあれば十分で、それ以上は何も得られません。メール添付や書類なら1600ピクセルで十分すぎます。プロフィール写真なら数百ピクセルで足ります。

やってはいけないのは、望むファイルサイズから幅を逆算することです。寸法とファイルサイズは関係はありますが同じレバーではありません。寸法はそのままでファイルだけ小さくしたいなら、それは圧縮であり、ここの品質プリセットが同じ処理の中で行います。

リサイズと変換を一度の処理で

リサイズは常に再エンコードを伴います。画素が変わる以上、ファイルは書き直されます。どうせ書き直すのなら、形式も同じタイミングで決めるのが得です。元の形式のままにするか、JPEG・PNG・WebP・AVIFのいずれかを選べば、1回の処理で両方の変更が済みます。

その再エンコードを制御するのが品質プリセットです。高品質は品質92で書き出し色の情報を保ちます。バランスは82、最大圧縮は68で、削減余地の探索により多くの計算を費やします。ウェブ用に縮小する写真なら、バランスと適切な幅の組み合わせでたいてい話は終わります。

1回で済ませるのは単なる手間の節約ではありません。いったんリサイズしたファイルを改めて変換すると、非可逆エンコードが二重に重なります。そして2回目は、あなたの元の画素ではなく1回目の妥協を出発点にしてしまいます。

何が削除されるのか、なぜそれが既定なのか

写真には、あなたが意図して付けたわけではないメタデータが含まれています。カメラの機種、露出設定、撮影時刻、そして多くの場合は撮影地点の正確なGPS座標です。リサイズでは既定でこれらを削除します。容量対策ではありません。縮小した写真を公開することが、同時に自宅の住所を公開することであってはならないからです。

カラープロファイルは別扱いで、こちらは保持します。これを捨てることこそ、適正露出の写真が別のアプリで色あせたり彩度過剰になったりする原因なので、他のすべてが削除されても残ります。

メタデータが必要な場合 — 作品を保管する写真家、撮影日を後段で読み取る業務フローなど — には保持するオプションがあり、自分で有効にしない限り無効のままです。既定値は「便利な選択」ではなく「安全な選択」であるべきです。

手順

  1. 01

    画像を追加する

    JPG・PNG・WebP・AVIFのファイル(100 MBまで)を置きます。一度に20個まで。現在の寸法はその場でブラウザーが読み取ります。

  2. 02

    幅・高さ・またはその両方を指定する

    ふつうは幅だけで十分です。高さは縦横比に従います。枠の中に収めたい場合は両方を指定します。必要なら同じ処理で出力形式も変更できます。

  3. 03

    リサイズしてダウンロード

    処理を実行し、結果をダウンロードします。すでに上限より小さいものはそのまま返ります。ファイルは24時間後に削除されます。

知っておきたいこと

よくある質問

幅と高さをぴったり指定できますか?

画像の形と矛盾する指定はできません。これは意図的な仕様です。両方を指定すると、比率を保ったままその範囲内に収まるため、4:3の写真に正方形を要求しても長方形で返ってきます。寸法をぴったり強制することは引き伸ばしを意味し、それは誰も本当には望まない唯一の結果です。

大きいサイズを指定したのに何も変わらないのはなぜ?

このツールは拡大を行わないためです。元画像より大きな上限は無視され、画像は元の寸法のまま返ります。拡大は細部を取り戻すのではなく画素を補間するだけで、大きく甘いファイルになります。だからこそ拒否するのが誠実な結果です。

リサイズすると写真の位置情報は消えますか?

はい、既定で削除します。GPS座標、カメラ機種、撮影時刻を含むEXIFメタデータは、明示的に保持を指定しない限り取り除かれます。カラープロファイルは常に保持されます。これを失うと他の環境で写真が色あせて見えるためです。

複数の画像を一度にリサイズできますか?

はい。1回の処理で最大20ファイル、1ファイル100 MBまで、すべてに同じ上限が適用されます。すでに上限より小さい画像はそのまま通過するため、大きさがまちまちの束にも幅を1つ指定するだけで安全です。

ファイルを小さくするにはリサイズと圧縮のどちらですか?

表示される大きさより画像が大きいなら、まずリサイズしてください。誰も見ない画素を削るのは実質ただです。寸法がすでに適切なら圧縮のほうです。1回の処理で両方行っても構いません。幅と品質プリセットを同時に選ぶだけです。

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